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橋本一監督が東映エロ時代劇路線で描く低予算B面映画『桜姫』トークショー

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 7/12(金)にヒューマントラストシネマ渋谷にて映画桜姫』公開記念のトークショーがありました。

 6/29より公開中の映画桜姫は、『探偵はBARにいる』シリーズの橋本一が監督したR15指定のエロ時代劇。

 歌舞伎の演目にもある鶴屋南北の「桜姫東文書」を基に、恋に狂った姫君が恋しい人に会うため遊女になって…という物語。主演の日南響子青木崇高らを相手に大胆な濡れ場を演じる他、麻美ゆまとの泥レスも話題に。でんでんの快演もあります。

 トークショーには橋本一監督と、飛び入りで権助役の青木崇高も出演し、『映画秘宝』編集部の馬飼野氏が進行する中、映画評論家の杉作J太郎、東映マニアの小玉大輔が入って、貴重なお話を伺いました。

 その後、舞台裏ではビールを飲みながらのトークショーを続行。ここでは桜姫だけでなく、『新仁義なき戦い/謀殺』『極道の妻たち 情炎』などの橋本作品や、渡瀬恒彦渡辺謙との撮影秘話など、東映マニアにはたまらないトークも飛び出しました。

 せっかく東映を背負って立つ、橋本一監督のお話を生で聞くことが出来る機会にも関わらず、ほとんど広報されなかったので、知らない方も多いはず。

 ニコニコ生放送のプレミア会員の方は観ることが出来ますので、ぜひ、こちらをご覧ください。↓
(最初の15分は真っ暗なので飛ばしてください。15分~40分が劇場トークショー。48分からが、楽屋裏トークです。)
http://sp.live.nicovideo.jp/watch/lv144788625

 ニコ生を視聴出来ない方のために、ちょっぴり内容をご紹介します。

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★東映エロ時代劇なのに…
 スターダスト・プロモーションの映像部門スターダスト・ピクチャーズの
宣伝部は若い女性が多いらしく、“スキャンダラス”とか“狂気”とか『ヘルタースケルター』路線で宣伝していますが、内容は全く違います。

 京撮の関本郁夫監督や牧口雄二監督の助監だった橋本監督が、一度撮りたいと思って撮ったエロ時代劇。低予算でB面。しかも助監時代の京撮の職人たちも参加した作品とは、橋本監督ご本人のお言葉。
 70年代に東映作品を見ていた男性にこそ、観て欲しい。精神年齢15歳の大人のためのエロ映画です!

★京撮は怖いところ?
 新潟出身の監督は、はじめて京撮に行く時はやはり怖かったと。職人さんに蹴られたりしながら現場を学んだそうです。ちなみに今は監督になってみんな優しいそう。
 一方、青木崇高さんは大阪出身なので、そんなに怖くはなかったと。礼儀をわきまえて、あいさつなどしっかりすれば大丈夫ですと。

日南響子麻美ゆまの女優魂
 濡れ場はしれっと演じた日南響子が、一度泣いて現場を飛び出したという話が…。麻美ゆまは、女優の風格があるそうで、公式サイトのプロダクションノートにも載っている泥レスでの話が出ました。ここはニコ生で観てください。

★監督はドS?
 多くの俳優さんがそう言っているそうで…。
 青木崇高さんは好きに演じさせてもらってやりがいがあったそうです。トークショーに参加した青木さんは、劇中の恐くて凄味のある雰囲気とは別人。気のいい大阪のお兄さんと言う印象。
 堀に飛び込むシーンでは、監督に「クジラのように」「バタフライで」と言われてやったけど、深さが40cmくらいしかなく、両膝を擦りむいたそうです。

★渡瀬恒彦伝説
 渡瀬さんの服装や決め台詞の話で大盛り上がり!橋本監督は、薬師丸ひろ子渡瀬恒彦『セーラー服と機関銃』コンビと三人で飲んだことがあるそうで、その話をする監督は嬉しそうでした。

★演出論&演技論
 今作では東映エロ時代劇路線を軸に、角川、日活など70年代~80年代の映画の影響を受けて作っていると。役者の撮り方では、深作作品を意識しているそうです。だからどの作品を観ても、役者ひとりひとりに芝居どころがあって、助演の俳優さんも気持ちよく芝居をしているわけです。
 長廻しや、粘った構図については、渡辺謙さんから学んだ話が出ました。『新仁義なき戦い/謀殺』の謙さんは、『ラストサムライ』より良い演技をしているので必見!これもぜひ、ニコ生で。

★オマケ
 収録以外でお聞きした話をひとつ。『新仁義なき戦い/謀殺』を観た人はわかると思いますが、「ペキンパーお好きですか?」とお聞きしたら、「意識して撮りました」とおっしゃっていました。やっぱり!


映画『桜姫』公式サイト↓
http://sakurahime-movie.com/#page_a

“各界のビッグレジェンドたちが集結!!”
映画『桜姫』公開後記念 一夜限りのスペシャルトーク対談決定!
映画をとことん掘り下げる30分、豪華レジェンドたちによる完全デスマッチ!!

ヒューマントラストシネマ渋谷の予告ページ↓
http://www.ttcg.jp/human_shibuya/topics/detail/22229
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2013/07/13(土) | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(-)

カンヌ国際映画祭2013のポスターがキュート!

5月15日から26日まで開催されているカンヌ国際映画祭。
2013年のポスターは、大好きなポール・ニューマンとジョアン・ウッドワード。
なんてキュートなポスター!

CannesFestival66Posterart590full01.jpg

なぜ二人が起用されたのかは公式ページに説明がありますので読んでみてください。
動画も見ることが出来ます。

↓カンヌ国際映画祭のポスター紹介ページ「うっとりするようなポスター」
http://www.festival-cannes.fr/jp/article/59632.html

使用されている写真は、メルヴィル・シェイヴルソン製作・監督・脚本の映画「パリが恋するとき」(1963年)。
ファッション・バイヤーのサマンサとプレイボーイの新聞記者スティーブがパリで出会って…というラブ・コメディ。

映画のオリジナル・ポスターがこちら。
同じ雰囲気のモチーフが使われていますが当時はキスシーンそのものは使われなかったのですね。

anewkindoflove.jpg

そしてUK版がこちら。

anewkindoflove_uk.jpg

映画「パリが恋するとき」DVDはこちら

anewkindoflove_dvd.jpg

ポスターのイメージとはかなり異なりますね。
日本では、セルDVDが一社の独占販売で出ているようです。
いつか観たいなぁ。

カンヌ2013のポスター、ポストカードサイズにしてリビングに飾ろうかな!




2013/05/24(金) | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(-)

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